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北アルプス西穂高岳の山岳遭難 富山市の45歳男性の遺体収容

北アルプスの山並み=高山市  高山市の北アルプス西穂高岳で遭難した富山市の45歳の男性の遺体が、現地の天候の回復を待って28日、岐阜県警のヘリコプターで収容されました。   遭難したのは、富山市白銀町の臨床工学技士、中島智史さん(45)です。   警察によりますと、中島さんは 24日に長野県松本市の上高地から入山し、25日から西穂高岳を登っていたということです。   途中で「穂高岳の山荘にいる」と関係者に伝えていましたが、その後、連絡が取れなくなっていました。   富山県警からの連絡を受けて岐阜県警がヘリコプターで捜索したところ、26日午前10時半ごろ、西穂高岳の北東約330メートルの岩場で中島さんの遺体を発見しました。   現地の天候が悪かったため、遺体の収容は天候が回復した28日午前7時ごろに行われました。死因は多発外傷ということです。   警察は中島さんが登山中に転落したとみて、事故の状況を調べています。