「方向がわからない」男性登山者の携帯電話からSOS 警察と消防が救助に向かい約5時間後に74歳の男性を救助 北海道・十勝岳
救助に当たる警察と消防(3日 北海道上富良野町)3日午前、北海道上富良野町の十勝岳(標高2077m)で、男性登山者から方向がわからなくなったと警察に通報がありました。警察と消防が救助に当たり、およそ5時間後に男性登山者は保護されました。 【画像】救助に当たる警察と消防 警察によりますと3日午前11時45分頃、十勝岳を登山していた男性の携帯電話から警察に「方向がわからない」と通報がありました。 携帯電話のGPS情報をもとに警察と消防6人で救助に向かい、通報からおよそ5時間が経過した午後4時40分頃、山頂付近で待機していた男性を救助しました。 男性は、山口県から来た74歳の男性で、午前7時半から登り始め救助された際、右足をくじいて軽いけがをしていました。 当時、山頂付近は霧がかかっていたということです。北海道放送(株)