「おと~ん、もんてこ~い!」 中学生が体育祭で「津田の盆踊り」【徳島】
JRT四国放送徳島市の津田中学校の生徒が5月16日、阿波踊りの原型の1つとされる「津田の盆踊り」を、体育祭で披露しました。 「行くぞー!」 16日、徳島市の津田中学校で行われた体育祭。 (オクラホマミキサー) 午前9時から、綱引きやリレーなどの種目が行われました。 曇り模様の天気でしたが、グラウンドには生徒や保護者らの大きな声援が響いていました。 そんな体育祭の最後に行われたのは…。 (津田の盆踊り保存会) 「お盆やけん、もんておいでよ」 「おとーん、もんてこーい!」 「はま~、まつかぜ~、おとばかり~」 「津田の盆踊り」は阿波踊りの原型の1つとされていて、海で遭難した漁師の霊を慰めるために始まったと言われています。 津田中学校では、地元の伝統文化を受け継ごうと毎年、体育祭で踊りを披露しています。 全校生徒264人は、保護者たちの前で「津田の盆踊り保存会」と一緒に踊りを披露し、元気に掛け声をかけながら踊りを楽しんでいました。 (津田中学校・生徒) 「徳島の伝統芸能に触れられたことがよかったです」 「すごい楽しくて一致団結っていう感じで(盆踊りを)心から味わえた」 (記者) 「盆踊り知ってました?」 (津田中学校・生徒) 「はい」 「津田の魅力を広めていくっていう感じで、すごくいいなと思った」 (津田の盆踊り保存会・山田 定子さん) 「子どもが今年、活気があった」 「私たちと一緒に踊ってくれたのはありがたい。伝承していける」 「保存会のことを知ってもらって、これから伝承していけたら嬉しいなと思います」