北アルプス・西穂高岳 男性が滑落して死亡
西穂高岳 24日午前、高山市の北アルプス西穂高岳で、男性が滑落して死亡しているのが見つかりました。警察で身元の確認を進めています。 山岳遭難事故があったのは、高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス西穂高岳で、24日午前8時20分ごろ、「人が滑落するのを見た」と登山者から 長野県の消防に通報がありました。 その後、連絡を受けた岐阜県警がヘリコプターで捜索したところ、午前10時35分ごろ、西穂高岳の山頂から北東に約300メートル付近で死亡した状態の男性を発見しました。 現場の標高は約2800メートルで、男性の死因はまだ分かっていませんが、全身に骨折の疑いがあるということです。 男性は、年齢が60代から70代で、身長 およそ165センチ、中肉の体形だということです。 警察は 男性の身元の確認を急ぐとともに事故当時の状況を調べています。