山形県内で登山者の救助相次ぐ ケガや体力消耗などの男性3人救助 (山形・小国署・長井署・酒田署)
テレビユー山形18日、山形県内で登山者がケガや体力消耗などで歩けなくなり、救助を求める事案が相次ぎ、男性3人が救助されました。 小国警察によりますと、18日午後2時35分ごろ、小国町の飯豊連峰梶川尾根の標高約600メートル付近で、福島県鏡石町の50代の男性会社員が左足をくじいて自力下山ができなくなったと、別の登山者が下山後に110番通報しました。通報を受け、午後4時30分、小国署員と飯豊朝日山岳遭難対策委員会の救助隊員が男性を発見し、背負い搬送で下山し、午後6時前に救急隊が医療機関へ搬送しました。男性は午前6時半ごろから飯豊山荘から登山を開始したものの、体調不良を感じて下山していたところ、足をくじいたということです。 長井警察署によりますと、18日午後4時15分ごろ、朝日連峰南部、長井市平山の祝瓶山の山中(県置賜総合支庁木地山ダム管理所の北西約6.7キロ付近)で、宮城県仙台市の20代の男性会社員が登山中に体力消耗により登山を継続できなくなったと消防に救助要請がありました。要請を受け県警ヘリ「がっさん」が出動し、午後6時25分に男性を収容、病院に搬送しました。男性は18日午前10時半ごろから小国町五味沢の登山道口から単独で入山していました。 酒田警察署によりますと、18日午後7時半ごろ、遊佐町吉出の鳥海山の滝ノ小屋から北西約400メートル先の登山道で、茨城県土浦市の50代の派遣社員の男性が下山中に脚の痙攣や気分不良で歩けなくなり、自ら110番通報し、救助を求めました。通報を受け、午後10時20分過ぎ、山岳救助隊が男性を発見し、救急車で病院に搬送しました。テレビユー山形