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紅葉シーズン前に大野市で遭難者の救助訓練 一刻も早く 消防 警察 機動隊が連携を強化 

FBC福井放送紅葉シーズンを前に24日、山での遭難を想定して大野市の消防と警察が初めて合同での救助訓練に臨み、万が一の事態に備えて連携を強めました。 福井市と大野市の境にある標高884メートルの飯降山では、大野市消防署と大野警察署、県警機動隊による合同の訓練が行われました。 前の日の夜に登山客が遭難したという通報があったとの想定で、隊員や署員たちは、遭難した人の名前を大声で呼びながら捜索にあたりました。 ■隊員 「遺留品発見」「了解」 ■大野市消防署山岳救助指定隊 清水一将隊長 「普段一緒に仕事をしているわけではない 顔の見える関係が作れて、情報を共有したりとか、意思の疎通が生まれたのが一番の収穫」 県警によりますと、今年8月末までに県内では19件の遭難事故が発生していて、山に登る際は余裕のある計画を立てるとともに、登山届を必ず提出するよう呼びかけています。