下山中に残雪に足をとられるケース多く…ゴールデンウィーク中の県内の山岳遭難が過去10年で最多【長野】
今年のゴールデンウィーク中の山岳遭難は28件にのぼり、過去10年で最も多かったことが分かりました。 こちらは5月3日、北アルプス蝶ケ岳で滑落した遭難者の救助活動中の画像です。斜面には多くの雪が残っています。 県警によりますと、4月26日から5月6日までの11日間で、28件・31人の山岳遭難が発生しました。いずれも過去10年で最多です。 このうち死亡したのは5人、負傷者は17人でした。県警提供要因としては「滑落」が15件・16人と最も多く、死亡した5人のうち4人も滑落によるものでした。 下山中に残雪に足をとられるケースが多かったということです。 県警は山に登る際は気象状況をよく確認し、自分の体力にあった登山をするよう呼び掛けています。