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八ヶ岳連峰硫黄岳で発見の遺体 5日から不明の神奈川県59歳男性と判明 単独入山…下山日は悪天候

長野放送6日に八ヶ岳連峰硫黄岳で発見された遺体は4日に単独で入山し、行方が分からなくなっていた神奈川県の男性と判明しました。 行方不明となっていたのは神奈川県藤沢市の59歳の男性会社員です。男性は1泊2日の予定で4日に単独で赤岳に入山、山頂付近の山小屋に泊まりましたが、5日は予約した麓の宿泊施設に現れませんでした。 5日午後に男性の携帯のGPS反応が赤岳から3キロほど離れた硫黄岳付近であったことから、警察と地元遭対協は6日に周辺を捜索。硫黄岳山頂付近(標高約2700m)で遺体を発見しました。 7日に遺体を茅野警察署に運んで身元の確認を進め、行方不明となっていた59歳の男性会社員と判明しました。 冬の八ケ岳連峰の稜線は強い風が吹くことで知られ、遺体が見つかったのは周りに身を隠す大きな岩などの無い「吹きさらし」の場所だったということです。 5日は長野県全域に大雪警報が出ていて、山も荒れた天候でした。 近くの山小屋で観測している最低気温は4日から6日は氷点下10度を下回っていたということです。長野放送