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山岳遭難134件・死者27人 疲労・体調不良による遭難が増加傾向 警察が注意喚起【長野】

これから本格的な夏山シーズンです。 今年は疲労や体調不良による遭難が目立ち、警察は入念な準備を呼び掛けています。 県警の山岳遭難救助隊は、今月19日から来月17日まで穂高連峰に常駐し、登山者が多くなる北アルプスや八ケ岳連峰などでパトロールを実施します。 また、登山道の入口などおよそ35カ所に登山相談所を設けます。 今年の山岳遭難はきのう9日までに134件、死者は27人と、例年と比べ増加傾向となっています。 警察によりますと疲労や体調不良の割合が大きくなっているということです。 また、今年から新たに横尾登山相談所で相澤病院のスポーツ医科学センターによるメディカルチェックも実施。 警察は水分補給や登山前に体調を整えるなど注意を呼び掛けています。