“最期の場所”ついに辿り着く…御嶽山噴火で多くの人命失われた登山ルート 規制解除を前に遺族が慰霊登山
御嶽山の噴火により63人が犠牲となった登山ルートの一部が7月末に規制解除される前に、遺族らが慰霊登山を行った。9年前の噴火では58人が死亡し、5人が行方不明となった。祐樹さんと由紀さんは9合目の「八丁ダルミ」から山頂付近で亡くなった。避難シェルターの整備が遅れたため、立ち入り規制が続いていたが、7月29日に解除される。所さんは祐樹さんと由紀さんの最期の場所に辿り着き、手向けを行った。噴火から9年を経て、遺族は祐樹さんの魂を迎えに行けた喜びを述べた。