岩手県内で相次ぎ発生した高齢男性による山岳遭難 いずれも無事発見
IBC岩手放送岩手県矢巾町で29日、山菜採りの高齢男性の行方が一時分からなくなりましたが、男性は30日、無事発見されました。 紫波警察署によりますと、29日午前10時ごろ、盛岡市津志田南の男性(85)が山菜採りのために矢巾町広宮沢地内から南昌山に1人で入りましたが、その後、行方が分からなくなっていました。30日午前9時ごろから、警察、消防、消防団など約20人体制で捜索を行い、午前9時45分ごろ、入山した場所からほど近い山林内で横になっている男性を発見しました。男性は意識があり、会話も可能で命に別条はないということです。 また警察によりますと、宮古市へ1人で登山に出かけたまま28日から行方が分からなくなっていた盛岡市の男性(80)も30日午前8時50分ごろ、入山した場所から東に約5キロのところにある林道で無事発見されました。男性は右腕に擦り傷があるものの大きなけがはしていないということです。IBC岩手放送