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昨年の山岳遭難、過去3番目に多い2946件…年齢は70代・原因は「道迷い」が最多

警察庁 昨年1年間に全国の警察が確認した山岳遭難は2946件(前年比180件減)、遭難者は3357人(同211人減)に上り、いずれも統計が残る1961年以降で過去3番目に多かったことが、警察庁のまとめでわかった。 【一覧表】2024年の山岳遭難の死亡事例6件 発表によると、遭難者の年齢別では70歳代が23%と最多で、60歳代が18・8%、50歳代が18・6%と続いた。死者・行方不明者は300人(同35人減)、負傷者は1390人(同10人減)だった。 遭難の原因別では、「道迷い」が3割で最多を占め、「転倒」や「滑落」も目立った。同庁幹部は「事前にルートを確認し、登山届の提出や装備品の準備などを徹底してほしい」と注意を呼びかけている。