冬山遭難に注意! 長野県警が呼びかけ 昨季は過去5年で最多の件数 58件中16件がバックカントリー
長野県警が遭難防止対策を強化する。2022年12月から2023年3月の冬山期間中に長野県内で起きた山岳遭難は58件、死者は9人。2023年通年の遭難は現在298件で、2013年の300件に迫り最多となっている。背景にはコロナ禍明けで入山者が増えたことやスキルや体力の低下がある。県警では主な登山口に登山相談所を開設し啓発活動を行うほか、SNSで情報発信する予定。八ヶ岳連峰では山岳パトロールを強化する。バックカントリーの遭難に関しては昨季16件22人のうち11人が訪日外国人であり、長野県と県山岳遭難防止対策協会が英語版の動画と記事を作成した。