山菜採りで月山に入り遭難 75歳男性の捜索3日も続く 携帯電話は時折り呼び出し音なるものの応答なし 山形県
山形放送1日朝、山菜採りのため山形県鶴岡市側から1人で月山に入った庄内町の男性の行方が分からなくなっています。警察は3日も早朝から捜索を行っていますが、発見には至ってません。 行方がわからなくなっているのは、庄内町堀野のアルバイト従業員・工藤隆夫さん(75)です。 警察によりますと、工藤さんは1日午前6時ごろ、鶴岡市羽黒町側から月山8合目付近まで知人に車で送ってもらい、山菜採りのために1人で山に入りました。 その後、工藤さんは1日正午ごろに知人に電話をかけ、「帰る時間が分かったら連絡する」と話したということですが、これを最後に連絡が取れなくなり、行方が分からなくなっています。 警察は、2日午前11時前から8合目から下のエリアで捜索を行いましたが、現場はガスが濃く、発見に至らないまま、午後4時前に捜索が一旦打ち切られていました。 3日も午前6時ごろから署員や県警の山岳救助隊など合わせて14人と県警ヘリがっさんが8合目よりも上のエリアを広く捜索していますが、発見には至っていません。また、工藤さんが所持している携帯電話は時折呼び出し音が鳴るものの、応答はないということです。