北アルプスで150メートル滑落の女性と200メートル滑落の男性がそれぞれ死亡
北アルプスの地図 長野県や富山県などにまたがる北アルプスで遭難が相次ぎ、両県警は17日、それぞれヘリで登山者を救出したが、死亡が確認されたと発表した。 鹿島槍ヶ岳の北に位置する標高2500メートルほどの八峰キレットの長野県側では16日午前、愛知県小牧市の看護師女性(51)が150メートル以上滑落した。女性は翌日、救助されたが、死亡が確認された。 富山県側の剱岳にある標高2670メートルほどの早月尾根では15日昼頃、石川県中能登町の男性(57)が斜面を200メートル下まで滑落。天候不良のため17日にヘリで搬送され、死亡が確認された。