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夏山開きから1週間の国立公園大山 登山中に足がつり救助求める事案相次ぐ…県のヘリで男性2人をそれぞれ市内の病院へ搬送 命に別状なし

山陰放送6月8日に夏山開きが行われた、鳥取県大山町の国立公園大山で、15日、登山者が足をつって遭難する事案が相次いで発生し、救助のため消防防災ヘリコプターが2回出動しました。救助された2人はいずれも命に別状はないということです。 警察や消防によりますと、救助されたのは60代と30代の男性2人です。 このうち60代の男性は、15日午前10時20分、2人で夏山登山道から登山を開始。8合目付近で左足がつるような症状が出たものの、改善したため登山を継続し、頂上避難小屋に到着。 午後2時45分ごろ下山を開始しましたが、直後に両足がつったような症状が出たため、自力での下山が困難となり、同伴者が119番通報しました。 また、30代の男性は、15日午後2時半過ぎ、「6合目付近で両足がつって動けない」という旨の110番通報があったということです。 2人とも鳥取県の消防防災ヘリコプターにより救助され、米子市内の病院へ搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。 琴浦大山警察署は、こまめな水分補給、休息などを行うことや登山前に気象情報を確認するよう注意を呼びかけています。山陰放送