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北アルプス・白馬岳で3人遭難、1人意識不明 いずれも低体温症か

事件事故 北アルプス・白馬岳の山頂付近(標高約2900メートル)で7日午後6時20分ごろ、「登山者3人が低体温症のような症状で動けなくなった」と同行者から山小屋に救助要請があった。山岳ガイドらで構成される長野県山岳遭難防止常駐隊員らが3人を近くの山小屋に収容したが、男性1人の意識がないという。  県警大町署によると、遭難したのは男性2人と女性1人。3人は同日、計8人のパーティーで新潟県糸魚川市の蓮華温泉から入山。3人は途中の山小屋にとどまり、5人で山頂を目指していたという。遭難当時、現場付近は雨で気温は10度以下だったとみられ、霧で視界は悪く強風が吹いていたという。  県警は天候の回復を待ってヘリで救助に向かう予定だ。(豊平森)朝日新聞社