西穂高岳山頂付近で「人が落ちた」と通報 男性の遺体発見
高山署 29日午前9時20分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の西穂高岳(2909メートル)山頂付近で、登山中の男性から「間ノ岳付近で人が落ちた」と、長野県松本署経由で高山署に通報があった。県警ヘリが西穂高岳と間ノ岳(2907メートル)間の尾根から約100メートル下で男性を見つけ収容したが、頭などを強く打っており、その場で死亡が確認された。署が身元を調べている。 署によると、男性は同日午前9時5分ごろ、西穂高岳山頂の北東約330メートルの岩場から滑落したところを目撃された。身長は170センチくらいで、白いジャケットに紺色のズボンをはいていた。岐阜新聞社