群馬県警山岳捜索救助隊・航空隊 隊員が山岳救助の手順確認
(写真:群馬テレビ)本格的な登山シーズンを前に、県警の山岳捜索救助隊と航空隊による合同訓練が行われ、隊員らが山岳救助の手順を確認しました。 合同訓練は、登山者が増加するゴールデンウィークを前に、毎年実施され、県警の山岳捜索救助隊と航空隊の隊員、合わせて20人が参加しました。 21日はまず、ヘリコプターで要救助者を吊り上げる際に使用する「ピタゴール」と呼ばれる資機材などを確認した後、山岳地帯で遭難者が発生した想定で訓練が行われました。 防災ヘリ「あかぎ」に乗り込んだ航空隊員が現場に到着。地上にいる救助隊員が手信号で合図を送ります。ヘリの風を受けやすいため、ロープを使って要救助者が回らないよう調整するなどヘリに収容するまでの流れを確認していました。 県警によりますと今年1月から3月までに発生した山岳遭難は22件、遭難者は27人で、いずれも、去年の今の時期を上回っているということです。 県警は、行楽シーズンを前に注意を呼びかけています。