会津駒ケ岳で下山中に滑落、男性死亡 燧ケ岳では女性転倒
福島県会津地方のニュース 福島県檜枝岐村の会津駒ケ岳と燧ケ岳で4日午後、山岳事故が相次いだ。会津駒ケ岳では男性1人が滑落し、会津若松市内の病院に搬送されたが、死亡が確認された。 南会津署によると、午後1時5分ごろ、会津駒ケ岳で横浜市の会社員の男性(56)が下山中に登山道から滑落した。南会津地方消防本部によると、本人から「50メートルほど下に滑落した。腰が痛くて動けない」と119番通報があった。約2時間後に県防災ヘリが意識がもうろうとした状態の男性を発見、搬送先で死亡が確認された。登山道には雪が積もっていたという。 また、燧ケ岳では午後4時ごろ、東京都大田区の50代女性が下山中に転倒した。右足首に痛みを訴えているが、意識はあるという。 会津地方では3日と合わせて2日間で山岳事故により6人が死傷しており、県警などが登山の際の注意を呼びかけている。福島民友新聞