「滑落があった」約100メートル滑り落ちる 残雪期の山で滑落事故相次ぐ 4連休初日 福島
テレビユー福島ゴールデンウィークの4連休初日の3日、福島県内の山では登山中の滑落事故が相次ぎました。 警察と消防によりますと、3日午後1時半ごろ、尾瀬国立公園内にある檜枝岐村の会津駒ヶ岳で「滑落事故があった」と消防に通報がありました。滑落したのは、下山中の70代男性と60代女性で、およそ100メートル滑落しましたが、2人は防災ヘリで病院に搬送され、意識はあるということです。 また、同じ檜枝岐村の燧ヶ岳(ひうちがたけ)では、3日午後2時ごろ、登山中の60代男性が滑落したと消防に通報がありました。男性は足を滑らせて川に転落したとみられ、3日午後4時半現在、防災ヘリや山岳救助隊が救助活動を行っています。男性は骨折の疑いがありますが、命に別状はないということです。 会津駒ヶ岳、燧ヶ岳のいずれもまだ多くの積雪があるということです。 県内ではこのほか、磐梯山の登山道でも50代女性が滑落し、救助される事故が起きています。警察などは、登山計画に余裕をもち、単独での登山は控えるよう呼びかけています。 ※画像は磐梯山テレビユー福島